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速報!さくらユウワ通信「令和4年分路線価図等が公表されました! 」

2022.07.25

事務所通信熊本

令和4年分路線価の動向

全国平均変動率は、前年比プラス0.5%(前年は▲0.5%)と2年ぶりに上昇に転じました。都道府県別の平均変動率をみると、上昇は20都道府県でした。熊本は、0.6%(前年は0.1%)と2年連続上昇しております。全国の最高路線価は、37年連続で東京都の「中央区銀座5丁目銀座中央通り」で4,224万円(前年比▲1.1%)でした。

そもそも路線価とは?~路線価と土地評価~

路線価とは、相続や贈与で土地等を評価する際に使用する基準となる価額で、毎年7月頭にその年分が国税庁より公表されます。路線(道路)に1㎡当たりの価額が付されており、その路線に面する土地については「路線価×地積」で評価します。
路線価等は、1月1日を評価時点として、1年間の地価変動などを考慮し、地価公示価格等を基にした価格の80%程度を目途に定められています。
仮に前記熊本の最高路線価に面する土地を100㎡所有していたとすると、土地の評価額は下記になります。
 2,060千円×100㎡=206,000千円
申告の際は上記評価額をベースに土地の形や利用状況に応じて評価減を行います。

路線価が付されていない地域については、路線価と一緒に公表されている倍率表を基に「固定資産税評価額×倍率」で評価します。

市街地にある山林や農地は評価額の乖離にご注意!

ご自身の土地の財産価値を「固定資産税評価額」で把握されていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。
固定資産税評価では、山林や農地は低く評価されております。その為、路線価が付されているような市街地に山林や農地をお持ちの場合、相続等の際には大きく評価額が乖離するケースもございますのでご注意ください。
【国税庁HP】https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2022/rosenka/index.htm

ご質問等ございましたら、各担当者までお気軽にご相談ください。

【熊本本部 橋本】

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