2026.03.25
事務所通信熊本| 項目 | これまでの実務(現行) | 令和8年4月以降の実務 |
|---|---|---|
| 書類の記載内容 | 「コンサルティング料:100万円」等、結果金額の記載で足りるケースが多かった。 | 金額に加え、算定根拠や計算過程が分かる記載が重要。 |
| 保存書類 | 請求書・契約書が中心で、根拠資料は税務調査で求められた際に提出で差し支えなかった。 | 算定根拠を記した書類(計算シート、人件費の按分表等)を、当初から取引書類として保存することが必要。 |
| 税務署の視点 | 根拠が不明確でも、後から説明することで概ね認められることが多かった。 | 根拠書類が保存されていない場合、経費計上の妥当性をより厳しく確認されるリスクがある。 |
親会社が子会社分もまとめて負担しているシステム利用料や、人件費などを各子会社へ配賦する場合は、配分基準が分かる計算シートの保存が重要です [cite: 8]。
マニュアルの共有、ブランド使用料、経営指導、情報提供など、形のないサービスについては、その金額の算定根拠を説明できる資料の整備が求められます [cite: 11]。
契約書や請求書だけでなく、算定根拠書類も必要なときに確認できる状態で管理しておくことが大切です [cite: 18]。
今後は、請求書などの結果書類に加え、計算過程や判断根拠もあわせて残す視点が重要になります。まずは、現在のグループ間取引の中に、金額の根拠をすぐに説明しにくいものがないか確認してみることが、見直しの第一歩になるでしょう [cite: 20]。
【河野】 [cite: 22]