2025.01.08
事務所通信熊本
明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。本年も皆様のご支援に感謝しつつ、より一層の成長と飛躍を目指して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
近年、日本企業の競争力が国際的に低下していると言われています。その要因の一つとして挙げられるのが、人材のリスキリング(再教育)への取り組みが不十分であるということです。急速に変化するビジネス環境に対応するためには、企業が積極的に従業員のスキルアップを図り、新しい技術や知識を積極的に取り入れる必要があります。
2025年は「リスキリング(Reskilling)」がこれまで以上に重視される年になると予想されます。AI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展が著しく、技術革新の波はあらゆる業界に影響を及ぼしています。
しかし、帝国データバンクの調査によると、リスキリングに取り組んでいる企業はわずか8.9%、今後「取り組みたいと思う」と回答した企業を含めても26.1%にとどまっています。
厚生労働省は「人材開発支援助成金」を準備し、企業が従業員のリスキリングに取り組むことを支援しています。この助成金を活用することで、企業は従業員に必要なスキルを習得させ、成長戦略の実現や事業の高度化を図ることができます。
弊所でも、社員一人ひとりが自らのスキルを磨き直し、最新のデジタルスキルを身に付けられるよう積極的にリスキリングの機会を提供しています。
2025年が皆様にとって希望に満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。本年もさくら優和パートナーズをどうぞよろしくお願い申し上げます。
【熊本本部代表 岡野 訓】