さくら優和 Information

　企業型確定拠出年金（以下「企業型DC」）制度とは、企業が社員の退職後の資金をサポートするために提供する年金制度の一種です。①企業が毎月掛け金を積み立て、②加入者自身で運用していくことで、原則60歳以降に③年金を受け取ることができる制度です。

企業型DCの税制メリット

１．掛金が非課税

　　掛金には給与受取の際にかかる税金や社会保険料はかかりません。（非課税で掛け金を積み立てることができます）

２．運用益が非課税

　　通常、金融商品の運用益には税金がかかりますが、企業型DCによる運用益は非課税です。

３．受取時の税制優遇

　　企業型DCの給付金を一括受取する場合は「退職所得控除」、分割受取する場合は「公的年金控除」という控除が受けられます。

社員が上乗せして拠出する場合の効果シミュレーション

[例] 月収50万円、熊本市在住のＡさん（35歳）が、掛金月額5万円の企業型DCに加入する場合

導入する際の注意点もありますが、今回は①企業が掛け金を拠出した場合と②従業員が掛け金を拠出した場合（マッチング拠出）の両方をあわせたメリットや効果について列挙しました。弊社におきましても、令和元年12月より福利厚生の一環として、企業型DCを導入しております。そのため導入をご検討・ご希望される方は、お気軽に各担当者にお尋ね下さい。

【熊本本部　北島】

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