さくら優和 Information

岸田内閣の経済財政政策で掲げられている「資産所得倍増プラン」ですが、新しい資本主義に向けた重点投資分野の一つである少額投資非課税制度（ＮＩＳＡ）は、令和2年度税制改正により拡充されています。2024年からの「新しいNISA」につきましては、FAXNEWS430号でご紹介させて頂いておりました。今回は、成人年齢引き下げの民法改正に伴う現行NISAの注意点等を含め、NISA制度について概要を再確認してまいります。

一般ＮＩＳＡ

成人年齢引き下げに伴い、2023年からは、日本にお住いの18歳以上の方が利用できます。口座開設可能数は1人1口座、投資可能期間は2023年までです。期間終了後、新たな非課税投資枠への移管（ロールオーバー）による継続保有が可能です。なお、2024年以降に期間終了となる場合、「新しいNISA」の非課税投資枠への継続保有が可能です。　2024年からの「新しいNISA」は、非課税対象および非課税投資枠が見直され、２階建てに変わります。原則として、2階部分を利用するためには、1階部分での積立投資を行う必要があります。

つみたてＮＩＳＡ

成人年齢引き下げに伴い、2023年からは、日本にお住いの18歳以上の方が利用できます。口座開設可能数は1人1口座、投資可能期間は2042年までです。　※学生も利用できます。　

ジュニアＮＩＳＡ

成人年齢引き下げに伴い、2023年は、日本にお住いの18歳未満の方が利用できます。口座開設可能数は1人1口座、投資可能期間は2023年までです。2024年以降には、保有している株式・投資信託等および金銭の全額について、年齢にかかわらず、災害等やむを得ない事由によらない場合でも、非課税での払出しが可能です。
また、つみたてNISAはクレジットカードでの決済を受け付けています。効率よくポイントを貯めてみてはいかがでしょうか。詳細につきましては、金融庁のHP等でもご確認いただけます。
金融庁. NISA特設ウェブイトURL: https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/index.html

ご質問等ございましたら、各担当者までお気軽にご相談ください。

【熊本本部　城】

PDFはこちらをクリック